どうして東海大菅生は甲子園出場を決められたのか?

スポンサーリンク

西東京代表は早実ではなく、東海大菅生高だ。

先日西東京の代表は、多くの期待を裏切り清宮率いる早実ではなくて、二強と言われていた日大三高でもなく、2年前に早実に惜敗をした東海大菅生高であった。

高校野球ファンは、清宮のホームラン記録更新に一喜一憂していた。

連日のマスコミでの、清宮フィーバー。

そして迎えた決勝戦。

全国の高校野球ファンは、甲子園で清宮が見たい。もちろん当日神宮に足を運んだファンは、東海大菅生高関係者以外は、早実の勝ちを信じて疑わなかったろう。

しかし・・・

結果は6対2で、「完勝」した東海大菅生が甲子園への切符を手に入れた。

どうして早実ではなく、東海大菅生が勝ったのか?

以前から、早実は清宮のホームランばかりが目立ち、投手陣は結構打たれ、取っても取られるという野球が目立っていた。

そう、自分が推奨する投手力が勝利への道に反する野球を展開していた。

たとえ、甲子園に出場しても、星稜時代の松井のように、歩かせられれば、得点源は半減するし、その間に早実の投手陣が打ち込まれ、清宮がソロホームランを打ったとしても、もう追いつけないという試合が眼に浮かぶ。

とてもとても優勝旗を持って帰るのは、ほぼ不可能であったろう。

このチームにハンカチ王子がいたら、間違いなく優勝候補だったが。

そこで今回東海大菅生高が、「完勝」と言える試合ができたのか?

そこにはバッテリー力という、最強の力があった。

バッテリーが強く無いと、前に進まない

私は高校時代キャッチャーをしていた。

いま考えると、とてもバッテリー力が高いバッテリーではなかった。

だから逆にわかることもある。

先輩たちが甲子園に行ったのも、大エースがいた。

大エースがいただけではなく、そこにはその大エースを支えるキャッチャーがいた。

私はその先輩たちのもと、練習を励んだが、才能がなかったのか、先輩のレベルまでいかないことで諦めていたのかも知れない。もっとピッチャー陣と真剣に、勝つためにどんなピッチングをすればいいのか、やっておけばよかった。悔いだけが残る。

しかし、東海大菅生高のバッテリーは、西東京は二強と言われていたことを、逆に励みにし、俺たちがその二強を倒すぞと練習を重ねてきた。

その中心にはキャッチャーの鹿倉君がいる。

もちろんエースの松本君をはじめ戸田君、山内君、中尾君、小玉君と投手陣も豊富であった。

まぁそんなブルペンは強豪高校には当たり前に存在するだろう。

しかし、東海大菅生の鹿倉君は、ひときわ目立った。

強肩のキャッチャー。バッティングは地味だったが、彼には明確なリードをするという、キャッチャーに一番大切な武器を持っていたのだ。

自分の高校時代と比較しても、月とスッポン以上の差がある。

ここで準々決勝で二強の一校である日大三高戦に勝った後の鹿倉君のコメントを書いておきます。

「いつもピッチャーたちには、『このコースにこの球種が欲しい』と言って、練習してきました。試合中の場面を想定して、どう打ち取るかを考えながら、いろいろと試しています。大会前の練習試合でも強い相手に通用したので、配給には自信がありました。日大三高戦は松本がしっかり放ってくれました。」

素晴らしいコメントですよね。

ピッチャーとキャッチャーがお互い信頼しあって、練習をしてきたのがわかりますよね。リードするキャッチャーの要求に応えるピッチャー陣も立派ですよね。

自動車で考えても、フェラーリやポルシェといった名車でも、バッテリーが強くなければ前に進みません。野球のチームも同じですよね。バッテリーが弱かったら、エンジンがかかりません。エンストで試合終了です。いくら強力打線を擁するなんて言っても、バッテリーが大量得点を献上したら、その先はほぼ逆転不可能ですよね。

こんな展開なら結構楽しいと思う

準決勝では11対8の辛勝。途中6点リードから1点差まで追い上げられるという試合展開だったが、最後はエース松本君が抑えた。そして決勝は、ついに清宮の早実と対戦が決まった。

そんな試合後に、鹿倉君は

「早実を相手に今日みたいな展開になったら、スタンドはもっと敵になると思います。でも、そうなっても結構楽しいと思うんです。」

こんなコメントを言える鹿倉君にものすごく興味が出ました。

彼の頭の中では、早実戦の対策がすでにあるんですよね。またピッチャー陣を信頼してるから、楽しみで仕方ないんですよね。本当に羨ましいです。

これまで早実と対戦してきた多くのバッテリーは

「清宮、野村を抑えるのはもちろん大事ですが、それ以外の打者に打たれてしまったらしょうがない」

と口にしていました。

この1年でそれを実行できたチームはありませんでした。その結果、秋と春と早実は東京大会を連覇したのだ。

決勝戦前に鹿倉君も「清宮、野村を出しても、他の7人を抑えれば点は取られない」語り、それを実行し結果を出した最初のチームになった。

1対1のスコアで4回裏が象徴される場面だ。

早実は3番清宮が四球を選び、4番野村はレフトへ弾き返しノーアウト1、2塁になった。ここで打席には5番左打者の西田君。西田君は初級バスターで空振り。2球目には一転バントをしたがファールに。ここまでの2球はフォークボールだった。

鹿倉君は「フォークで空振りを誘いました。松本の左バッターへのフォークはキレがあるので、バントはしにくいだろうと思った。絶対に簡単にバントをやらせてはいけない場面なので。」

西田君は外角低めのストレートを見逃して三振。その後、後続もきっちり抑え0点に抑えた。

エースの松本君はこう語る。「鹿倉とはずっと話し合ってきた。言葉はなくても意思疎通できるくらいの仲になった。サインはほとんど首を振ることもない。清宮に対してもインコースにまっすぐ、変化球はワンバウンドになってもいいから低めを意識して投げました。それは鹿倉なら絶対に止めてくれると信頼していたので、思い切り投げられた。」

うーん、自分が高校生の時は、ここまでできていなかったです。すごく後悔してます。

東海大菅生高のようなバッテリーが欲しい

彼らの夢の続きは、まだ続く。

今年の甲子園では、東海大菅生のバッテリーに注目して観戦したい。

そんな鹿倉君を中心にしたバッテリーに育てるためには

野球バッテリー上達革命~精度を高める投内連携~【元・千葉ロッテマリーンズ青松敬鎔・木村優太 監修】

今より強いチームにしたいなら、バッテリー力を向上させましょう

バッテリー力が上がれば、強豪チームに生まれ変わります。

指導者や顧問の先生、ピッチャーやキャッチャーをしている保護者の方、現役の選手のみなさまへまずは公式サイトをご覧ください。

まずはバッテリーを鍛えましょう!

<PR>

「試合で自分の力を100%発揮する」高畑式メンタルトレーニング

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする